【VISA取得】コロナ渦のアメリカ大使館 / プレ駐妻の面接内容って?
お久しぶりの更新になってしまいました。
….と、言うよりも
やっと書く内容ができました!笑
先延ばしとなっていた旦那さんの駐在VISA申請。
9月の中旬頃から、やっと本格的に動き出したのです。
わたしがやる事はほとんどなかったのですが、それも「駐在妻」のリアルだと思うのでそのまま記録に残したいと思います。
いまだにコロナ渦ということもあり、きっとイレギュラーなことばかりなのでしょう。
が、わたしにとっては全て初めての経験なので通例と比較ができません。笑
これからVISA面接に行かれるプレ駐在妻さんのご参考、また「今こんな感じなんだ〜」というリアルな情報として読んでいただけたら幸いです♡
まず、私たちは E-2 投資家・駐在員VISA の取得を目指していました。
帯同の家族も E-2 VISA が発行され、駐在妻でも働くことができます!(渡米後に申請が必要です。)
旦那さんが弁護士事務所とやりとりし、書類作成を進めてくれていたので私は基本ノータッチ。
弁護士事務所から依頼された 質問紙 に自分のことを入力しました。
データで返送し、PDFに起こされた大使館への提出書類の内容確認をしただけです。
✔️ 名前や出生地・本籍地などの基本データ
戸籍謄本・住民票が手元にあったので入力がスムーズでした!
✔️ 勤務先、前職
本社地や仕事内容、転職している場合は前職の上司の名前まで。
✔️ 過去5年間の渡航先
✔️ SNS
Facebook・Twitter・Instagram などなど…アカウント名も申告。
他にもブログを運営していますが、それは書かなくてOKとのことでした。良かった。笑
✔️ 犯罪歴等の確認
詳細は省きますが、穏やかに生きていたらNO以外の選択肢はないような確認事項が並んでいました。
履歴書の掘り下げた版だと想像してもらえたら良いかと思います。
自分のことですし、何の問題もなく素直に答えて終了です。
提出を求められました。
記念にとっておいたのが功を奏しました。笑
かつて取得しているVISAを確認する目的のようです。
わたしはありませんが、旦那さんが留学VISAを取得していたため受付で聞かれていました。
コロナ渦ということもあり、アメリカ大使館もかなりVISA発行には慎重とのこと。
ただでさえ失業率が高まっている中、外国人を受け入れる余裕はないですよね。
先に大阪にある大使館でVISA申請が再開したので、まさかの大阪まで行って面接!?の可能性があったのですが、結果的には東京のアメリカ大使館でとになりました。
面接日より約3週間ほど前に旦那さんから「この日、仕事休める?」と打診あり。
仕事を調整し、(まだ退職の意向を伝えていないので)有給申請をしました。
ちなみに夫婦揃っての面接です。
色々と調べたのですが、男性は襟付きでネクタイがあれば望ましい等々情報が出てくるところ、帯同の妻については特記されていることが少なかったです。
旦那さんからは「いつもの出勤する格好で大丈夫だよ」と言われていたので、OL通勤服でアメリカ大使館へ向かいました。
こちらが実際の格好です↓
tops : Apuweiser-riche
bottoms : Apuweiser-riche
bag : no credit
( 普段、ファッション系のSNSを運営しているので気取った写真で失礼します…笑 )
実際にはデニムにスニーカー、パーカーを合わせたようなカジュアルの格好の方がほとんどで、わたしは浮いていた気がします。笑
男性はジャケット着用率が高かったです。
…と言っても、6〜7割くらいかな?カジュアルな方もいらっしゃいました。
オフィスカジュアルまでいかないような、普段の格好で問題ないと思います!
テロを疑われる可能性を防ぐ為、コンパクトなミニバッグに荷物を収めていくのがオススメです。
わたしはお財布、ハンカチ、鍵、リップ、鏡(なぜか持っていった笑)、スマホだけ持って行きました。
※提出書類とパスポートは旦那さんがまとめて持っていてくれました。
携帯充電器やiPodなどの音楽プレイヤーは、テロを疑われるので持っていかない方が良いです。
仮に持って行っても、大使館内に持ち込める電子機器(携帯充電器等も含むみたい)は1人1つなので、入る際のセキュリティーに預けなければいけません。
持ち込むのは当たり前にスマホな為、最初から持っていかないのがベターだと思います。
セキュリティーで止められたり、余計な時間がかかるのは嫌ですからね!
アメリカ大使館へは面接の予定時間より10分ほど早く到着しました。
入館前にセキュリティーチェックがあるのですが、案内可能時間ぴったりにならないとセキュリティーまでも通してもらえず、門の前で待つことになります。
色んな方のブログを拝見しましたが、常時ではこの時点でものすごく並ぶみたいです!
…が、私たちの前には1人が待っていただけで、その後も2〜3人ほど増えただけ。
コロナ渦ならではですかね。
案内開始時間になり、順番に呼ばれパスポートを提示します。
マスクをずらして顔の確認が入りましたが、後にも先にもこの1回だけでした。
空港での出国時とほとんど変わらなかったです。
持ち物はトレイに乗せてX線検査、自分はゲートの金属探知機をくぐって終了です。
特に問題なくスムーズでした。
きっと人数が少ないからであり、常時はめちゃくちゃ待たされるのだろうな…と容易に想像できます。
館内に入り、受付デスク?の方へ書類を渡します。
ここで面接用のバーコードらしき書類が作られるみたい(…に見えた←)
その後は窓口が複数ある部屋へ通され、書類の内容チェック→指紋の読み込み→面接と各窓口へ順に進みます。
また経験者さんのブログから得た情報ですが、普段はここでまた1〜2時間待たされるそうです。
旦那さんも留学VISA取得に来た時はそのくらい並んだし待ったと言っていました。
しかし、私たちが部屋に入ると面接窓口に2組いるだけで、閑散としていました…!
全く並ぶことなく、そして待つこともなくするすると進んでいく。笑
最初の書類チェックでは過去のパスポートも見られ、その場で返却されました。
この時、相手方が旦那さんへ「彼女も同じ留学VISA取得してた?」と聞いていたのは聞こえました。
笑いながら「NO」と答えていて、どこに笑いどころがあるのかと今でも不服です←
指紋も難なく読み取られ、いよいよ面接へと進みます!
担当面接官は女性の方でした。
元からアクリルボードが設置されている窓口だと思うのですが、コロナ対策から声を通す穴もテープで塞がれていて声が聴き取りずらい…!
大学入試のリスニングぶりくらい、懸命に集中。
基本的に帯同者へは質問はされないと聞かされていたし、余計なこと喋っちゃダメ!と言われていたため、にこにこして(マスクしてるけど)大人しくしていました。笑
Hi !
わたしの第一声はご挨拶。
普段の癖でフレンドリーに返してしまったと後に反省。(面接には影響なかった模様)
旦那さんは仕事内容やマネージャー歴等々、色々と聞かれていました。
わたしは横で引き続き大人しく。笑
「そろそろ終わりかな〜」と思っていた終盤 不意に質問を振られた のです。
こちらには質問されないんじゃなかったんかーい!!と心で叫びつつ
When did you married ?
- 2020, April.
? (聞こえなかったみたい)
- in this year, April.
Oh, congratulations.
- Thank you :)
ここでちょっぴり発言。
余計なこと言わないように最小限で。笑
その後、旦那さんへの質問がいくつかあり「そろそろ本当に終わりかな〜」と油断していた時、またもこちらに振られました。
Are you exciting to go to USA ?
- Yeh, yeh, yeh. (なぜか咄嗟に3回も言った←)I'm really exciting.
後日談ですが、旦那さんもびっくりして通訳に入ろうかと思ったらしいですw
最後の最後で余計なこと言われたら大変だと思ったのでしょうww
約10分間ほどの面接が終わり、無事に 「Approved!」となりました!
帰り際に
Have a nice day.
以上、わたしは6回ほど発言して終了となりました。疲れた…
旦那さん曰く、周りの駐在の方に聞いても帯同者にここまで振られることって全然ないとのことなので、わたしの場合は稀な例なのかもしれません。
擬装結婚を疑われたのか…はたまたコロナで面接者が少ないからなのか…真相は謎です。
精神的にはとっても疲れましたが、全体的に帯同者である駐妻さんはそこまで気負わなくてもいいのかなあ〜という印象でした。
面接時に質問を振られても、通訳してもらうことは可能なので、英語が話せなくても大丈夫だと思います。
ただ、旦那さんは準備段階からものすごく大変だったでしょう…
ひとまずお疲れ様でしたの気持ちです♡
面接から約1週間後にVISA付きのパスポートが返却されました。
これで本当にVISA取得完了です!
さて、本決まりしたので会社に退職の意向を伝えなければ…。